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40歳の空海

40歳の空海は参賀にあたり、「中寿感興詩」を作りました。
この事実によっても、逆算して空海の生まれた年が宝亀5年であることがはっきりします。

最澄はこれに対して和韻を贈ろうとしましたが、そのために空海が作った「文殊讃法身礼方円図」とその「注義」を見る必要にせまられ、その借用を空海に申し出ます。

この書簡には「弟子(最澄)の志は諸仏の知るところであり、まったく他意はございません」とつけ加えています。
最澄の人柄と空海への気遣いが感じられます。

この時同時に、最澄は泰範にも書状を書き、泰範にも協力を求めています。
これが「久しく清音を隔つ」で始まる「久隔帖」です。
この「久隔帖」の中には、最澄が入手した「法華経」の梵本をぜひ空海阿闍利のお目にかけたく、来月上旬に参上するつもりであるが、ついては阿闍利の都合を聞かせて欲しいとの文章もあり、空海に対する最澄の敬愛の情が伝わってきます。



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