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空海、高野山に結界をはる

高野山に初めての伽藍を建てるにあたって、空海は魔性の入らないように地域画定の仏事を行いました。

「性霊集」には高野山に関する三つの啓白文が収められていますが、そのなかの「高野建立の初の結界の時の啓白文」によれば、空海は諸仏・諸尊や国中の神々を勧請し、厳粛な真言の修法によって結界をした東西南北上下七里の中から、いっさいの悪鬼神は出て去れ、といっています。

空海や弟子達は、高野山と高雄山寺、京とのあいだを頻繁に行き来しなければなりませんでした。
そのために、大和国飛鳥の川原寺(弘福寺)が宿所として空海に与えられました。

この川原寺は、空海の叔父である阿刀大足が家庭教師をしていた伊予親王が謀反の首謀者に仕立てられ、幽閉され、毒を飲んで亡くなった寺でもあります。
非命に倒れた伊予親王を弔うことも、空海の神験に期待せられたのかもしれません。



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