史料価値の高い文鏡秘府論 文鏡秘府論は中国の六朝期から唐朝に至る詩文の創作理論を取りまとめた文学理論書です。 全六巻からなり、各巻の序文を空海が書いたとされ、引用されている文章は全て唐の文人のもので、これらを空海が編集したものとされています。 中国でも残されていない漢籍も多くあり、貴重な文献といえるでしょう。